2016年9月2日金曜日

ご活用事例「小坪しんや市議しんぶん赤旗関連質疑(12月09日行橋市議会会議録より)」@論理性観察シートBeta2676082001


シートのアドレス(Googleスプレッドシート):https://goo.gl/BLtrF2
使用したシートのバージョン:Beta267608201

○編集責任者からのコメント

行橋市議会会議録より平成25年12月 定例会(第8回)-12月09日-02号を元に、市役所庁舎内でのしんぶん赤旗販売、配布・徴収、設置問題に関する質疑を、論理性観察シートへまとめました。小坪しんや市議から、公開の許可を得ています。

○シートに対する意見や批評の公開先

論理性観察シートBeta267608201の利用規約第5条に基づき、シートの内容に対する反論の場を設ける必要があります。
 反論やご意見は、このページの下にあるコメント欄にて受け付けます。後に、反論の場を追記することがあります。

管理人追記

Beta26760820には俯瞰シートのうち活性度の計算式に間違いがありましたので、修正版のBeta26760901と同様の修正を施しています。

2016年9月1日木曜日

「論理性観察シート」_Beta2676090101 を公開しました

「論理性観察シート」_Beta2676090101
https://goo.gl/rqLwi2
(Googleスプレッドシート)

Beta26760820の俯瞰シートのうち、
活性度の計算式に誤りが見つかったため、
修正しました。

その他の機能について、現在のところ問題は見つかっておりませんが、
問題点が見つかった場合や、
改良すべき点等が出てきた場合などは、
今後とも改良を続けて参ります。


―以下、ルールシートより全文引用―

○論理性観察シートの目的
論理性観察シートは、議題として設定された主張についての議論を整理し、「論点の明確化」と「論理の飛躍具合の観察」を行うためのツールです。


○論理性評価までのプロセス
1.議論となる主張を議題として設定する。
2.議論として設定された主張が成り立つための前提条件、議論する上で定義しておくべき用語を、モレとダブリなく提案する。
3.議題が正しいことを保証する根拠を、モレとダブリなく提案する。
4.2と3でなされたそれぞれの提案に対する反論、再反論、再々反論、……という議論の流れを、モレとダブリなく記入する。(必要に応じて、2と3に戻っても構わない)
5.論理の飛躍具合を観察し、論理性を評価する。


○論理性観察シートの用途
・シートを編集しながら自分の考えをまとめる。
・特定のテーマについて情報を集めながら結論を洗練する。
・雑談や会議、掲示板、SNSコミュニティなど特定の場でなされた議論の論点を整理する。
・複数人とシートを見ながら特定のテーマについて議論し、同時進行でシートを編集する。


○用語の定義
スプレッドシートファイル:「ブック」がディジタルデータによって記録され、アメリカ合衆国Google社が提供するサービス「Googleスプレッドシート」で展開できるファイルを指す。
ブック:「メイン根拠シート」、「成立条件シート」、「定義シート」、「俯瞰シート」、「ルールシート」で構成されるシート群を指す。
シート:ブックを構成する、セルの集合体を指す。「メイン根拠シート」、「成立条件シート」、「定義シート」、「俯瞰シート」、「ルールシート」から成る。
セル:シートを構成する、文字列を書き込むためのマスを指す。
行:セルの並びのうち、横方向の並びを指す。行番号は1,2,3,...と10進数の整数で表す。
列:セルの並びのうち、縦方向の並びを指す。列番号はA,B,C,...と大文字のアルファベットで表す。
セル番号:列番号と行番号が対となる、セルのアドレスを指す。例えば、B列の3行目のセルは、セル番号「B3」となる。
提案番号:「メイン根拠シート」、「定義シート」、「成立条件シート」それぞれの何列目(字数列除く)に記述されたかを表す番号。
議論番号:「メイン根拠シート」、「定義シート」、「成立条件シート」それぞれでなされる提案とそれについての主張が、上の行から何番目に記述された番号かを表す番号。
主張セル:議論番号のつくセルのこと。議論でなされるそれぞれの主張が記述される。
出典セル:それぞれの主張セル直下にあるセル。主張セルに記述される主張の出どころや情報源について記述する。
提案セル:議論番号1番のセル。根拠、定義、成立条件の提案を記述する。
分類アルファベット:セルに記入された主張が、「成立条件」なのか「根拠」なのか「定義」なのかを表現する小文字のアルファベット。成立条件の場合は「c」、根拠の場合は「b」、定義の場合は「d」となる。
主張番号:「メイン根拠シート」、「定義シート」、「成立条件シート」において、「分類アルファベット」と「提案番号」に「-」(ハイフン)を加えて「議論番号」をつなげた文字列。例えば、「メイン根拠シート」の「提案番号2」の列のち議論番号5のセルへ記入された主張は、主張番号「b2-5」となる。
活性度:俯瞰ートで表示する、各主張の議論が各シートにまとめられている度合いを表す。各提案について主張及び出典が入力されると、入力された件数分だけ値は大きくなる。


○導入
1.パソコンやタブレット端末等でGoogleアカウントを取得し、ログインする。
2.ウェブブラウザで「論理性観察シート」_Beta2676090101( https://goo.gl/z2eNp5 )を開く。
3.メニューバーの[ファイル]から[コピーを作成...]を選択。自身のGoogle Driveに論理性観察シートのブックが複製される。このとき複製されたブックを、自身の論理性観察シートとして使用する。
4.以下の手順に従って、「最終更新日時更新スクリプト」を有効にする。
(1)メニューバーの[ツール]から[スクリプトエディタ...]を選択。
(2)表示されたスクリプトエディタのメニューバーの[リソース]から[現在のプロジェクトのトリガー]を選択。
(3)「トリガーが設定されていません。今すぐ追加するにはここをクリックしてください。」という青い文字を選択。
(4)「時間主導型」と表示されているプルダウンボックスを選択し、[スプレッドシートから]に変更。
(5)「起動時」と表示されているプルダウンボックスを選択し、[値の変更]に変更。
(6)[保存]ボタンを選択。
(7)[承認が必要です]という画面が表示されたら、[許可を確認]ボタンを選択。
(8)[許可のリクエスト]という画面が表示されたら、青い[許可]ボタンを選択。


○使い方
1.入力時の原則
(1)文字列の入力は、赤色の枠で囲われたセルにのみ行ってください。
(2)1つのセルに入力する文字列は、140字以内にしてください。ただし、出典を示すセルはその限りでありません。
(3)同一用語で異なる定義が議論に影響がある場合は、ブックを分けてください。影響が限定的な場合は、影響のある主張の提案文頭に「[主張番号]の定義で 」と記します。(入力例……定義の提案1の議論番号5の定義で成り立つ根拠の場合:>>d1-5の定義で )
2.論題の設定
メインシート「論題設定欄」に「主語」と「述語」をそれぞれ入力して、議題を設定します。このとき、議題は関数によって自動で決定されます。
3.根拠、定義、成立条件の提案
(1)「メイン根拠シート」、「定義シート」、「成立条件シート」それぞれの提案セル(B14,D14,F14,...)に、根拠、定義、成立条件それぞれの提案を入力してください。ここで入力して頂くことはあくまで「提案」であり、真実である必要はありません。議論のたたき台となることを入力してください。
(2)根拠が提示されていない点について反論がある場合は、「メイン根拠シート」の提案セル(B14,D14,F14,...)へ記述してください。その際、文頭に「>>論題」を付け、その後、半角スペースまたは全角スペースを入力してください。
4.俯瞰シートの使い方
「メイン根拠シート」、「定義シート」、「成立条件シート」それぞれの提案は、俯瞰シートへ自動的に反映され、活性度と共に確認できます。
5.出典の書き方
「メイン根拠シート」、「定義シート」、「成立条件シート」それぞれの提案セルには、直下に出典セルが用意されています。出典セルには、主張の出どころや情報源を入力してください。入力は必須ではありませんが、強く推奨します。出典が書籍の場合は、著者名、書名、版表示、出版社名、出版年、該当ページを記述してください。また、編者名、訳者名、ISBNコードが存在する場合は併せて記述します。出典がウェブページの場合は、当該アドレスと参照日時とともに、ウェブ魚拓やFreezePageなどの改ざん不能な記録を示してください。アドレスは、URL短縮サービスで短くすることを推奨します。
6.議論の書き方
「メイン根拠シート」、「定義シート」、「成立条件シート」それぞれの議論番号2の提案セル(B16,D16,F16,...)以降には、議論番号1に対する反論と、それらに対する再反論、それらに対する再々反論……という議論の流れを記してください。また、議論番号2以降の出典セルの書き方は、5.に従ってください。
7.反論を書くに当たって
(1)反論を書く場合は、どの主張に対する反論であるかを明確にするため、文頭に「>>」の後、議論番号を入力し、その後、半角スペースまたは全角スペースを入力してください。(入力例……議論番号1に対する反論の場合:>>1 反論 議論番号256に対する反論の場合:>>256 反論)
(2)同一の提案に対する反論を記す場合は、堂々巡りを防ぐため、同様の主張が重複しないよう記述してください。
(3)話の順番(時系列)は問いません。(2)を優先してください。
(4)提案された主張にとって都合の悪い反論も、確認できる限り全て記述してください。特定の主張を意図的に無視するようでは、論理性観察シートを使う意味がありません。
(5)記入後に主張の重複を発見した場合は、その主張を削除する必要はありません。ただし、その主張セルに取り消し線を適用し、出典セル文頭に「>>」の後、重複する議論番号を入力し、「と重複」と記入してください。以上の作業は、議論番号が後の主張に対して行ってください。入力例……議論番号6の主張が議論番号2の主張と重複する場合、議論番号6の主張セルに取り消し線を適用し、議論番号6の出典セル文頭に「>>2と重複」と記入する)
(6)論題に対する反論は、3(2)に従って「メイン根拠シート」で提案を記入し、それに続く議論番号2番以降の主張セルでまとめてください。
8.整理された議論の扱い
論理性観察シートで行う作業は、7までで終了です。モレなくダブリなく記述され、論理性観察シートによって整理された議論を評価する作業は、会話やネット掲示板、SNS等で行ってください。


○論理性観察シートの公開
1.画面左上の青い[共有]ボタンを選択。
2.[他のユーザーと共有]という画面が表示されたら、[オフ-特定のユーザーだけがアクセスできます]をクリックして、[リンクを知っている全員が閲覧可]を選択します。すると、Googleアカウントでログインしていない人も含めて、論理性観察シートのアドレスを知っている人全員が閲覧できるようになります。
3.編集に協力してほしい人がいる場合は、[ユーザー]欄の[名前かメールアドレスを入力...]に、Gmailのメールアドレスを入力してください。
4.共有設定が完了したら、一番下の青い[完了]ボタンを選択して画面を閉じます。


○「論理性観察シート」ご利用規約
この利用規約(以下、「本規約」といいます。)は、論理性評価機構が論理性観察シートの利用条件を定めるものです。
この論理性観察シートをご利用の皆さま(以下、「ユーザー」といいます。)には、本規約に従って、論理性観察シートをご利用いただきます。
第1条(適用)
本規約は、ユーザーと論理性評価機構との間の論理性観察シートの利用に関わる一切の関係に適用されるものとします。
第2条(「論理性観察シート」に関する知的財産権のお取り扱いについて)
論理性観察シートは、コピーレフトの理念に基づき、GNU Free Documentation License Version 1.3( http://www.gnu.org/licenses/fdl.html )を採用します。
論理性観察シートは、どなたでも自由に複製、改変、頒布をすることが出来ます。
論理性観察シートを複製、または改変したものを頒布、または販売をしても構いませんが、その際は本マニュアル同様、コピーレフトの理念に基づいてGNU Free Documentation License Version 1.3を適用して下さい。
論理性観察シートのGoogleスプレッドシート( https://goo.gl/z2eNp5 )のライセンスの変更は、論理性評価機構 https://guardiansoflogic.blogspot.jp/ による発表によって有効となります。
第3条(ご利用の開始)
ご利用希望者が論理性観察シートのGoogleスプレッドシート( https://goo.gl/z2eNp5 )をご自身のGoogleドライブにコピーを作成し、セルへ文字列を入力することによって利用が開始されたものとします。
第4条(ユーザーの分類)
第3条の手順に従って作成された論理性観察シートを編集なさるユーザーを編集ユーザー、それ以外のユーザーを閲覧ユーザーとします。なお、Googleスプレッドシートの「コメント」機能を使って意見を寄せるユーザーのうち、論理性観察シートの編集を行わないユーザーは、閲覧ユーザーとします。
第5条(ユーザーの義務)
ユーザーは論理性観察シートのご利用にあたり、以下の事項を遵守する義務を負うものとします。
(1)公開された状態の論理性観察シートを閲覧できる人へ、論理性観察シートの内容に対する反論の機会を設け、反論行為への妨害、反論の非公開、削除、改ざんを防止すること。ただし、反論の場において、論理性観察シートの内容に関係のない書き込みを5回以上行った者、または同一内容の書き込みを5回以上繰り返した者、または日本の法律で禁止されている不正アクセスによって議論の場を乱した者に対してのみ、反論行為を制限することができる。反論行為を制限する場合は、その根拠となる証拠をウェブ魚拓やFreezePageなどの改ざん不能な記録と共に理由を公開すること。
(2)第2条に従い、論理性観察シートの複製、改変、再頒布を妨げないこと。
第6条(仕様変更)
赤枠で囲われていないセル、セルの書式、スクリプトのいずれかが書き換えられた場合は、仕様変更とみなします。ユーザーは仕様変更にあたり、以下の事項を遵守する義務を負うものとします。
(1)仕様変更された論理性観察シートを公開する場合は、メインシートの「ルールバージョン」と「ブック設計者」を正しい内容に書き換えてください。
(2)ブック設計者が同一の場合、ルールバージョンは既存のものと重複させないよう設定してください。
第7条(論理性観察シートの正当性)
論理性評価機構は、ユーザーに以下の事由があると判断した場合、その論理性観察シートの正当性を承認しないことがあり、その理由については一切の開示義務を負わないものとします。
(1)第4条に定められる義務を果たさなかった場合
(2)本規約に違反した場合
(3)論理性評価機構以外のユーザーによって仕様変更が行われた場合
(4)「最終日時更新スクリプト」が有効でない場合
(5)その他、論理性評価機構が正当でないと判断した場合


○その他お知らせ等
・論理性観察シートはバージョンアップされる可能性があります。最新版につきましては、論理性評価機構 https://guardiansoflogic.blogspot.jp/ にてご確認ください。